カテゴリー「修理」の記事

今日の修理

デュアルコントロールレバーのナットが舐めてポジション変えられないとのことで入庫しました。無事に摘出完了、新品バンドセットの入荷待ちです。バンド締め付けナットはメーカー指定のトルクで締めましょう。落車(倒したら)したら少しずれて曲がる位が再走の可能性が高いですね。

Dsc_4946

| | コメント (0)

ホイルのオーバーホール

ここまでカラカラなカンパニョーロのホイルも久しぶりです。分解するのに手が汚れないのはいいのですが軸が固着する前にグリスアップが大事ですね。Dsc_3773

Dsc_3774

フリーボディはベアリング交換も可能ですがポールの取り付け部も磨耗していたので全交換となりました。

ハブベアリングも交換です。回転系は新品になりましたしたので回りは新品です。

| | コメント (0)

クロモリ(スチール)バイク

最近、何故かオーバーホールのご依頼やタイヤ交換のご用命にクロモリ(スチール)バイクが多くなってます。本日も店頭のARAYA FED(ランドナー)を納車させていただきました。

Dsc_3794

個人的に古い物に愛着を感じておりますのでいつも楽しく作業をさせて貰っております。

このFUJIのロードも放置されてくたびれておりましたが、オーナー様がもう一度乗りたいとのことで再生いたしました。

Dsc_3731

現在はビアンキをオーバーホール中です。

Dsc_3785

コンポーネントは25年前のカンパニョーロ ミラージュです。エルゴパワーの時代です。(シマノはSTI) 

カンパニョーロは分解前提です。

Dsc_3790

インデックスのバネが折れてました。

Dsc_3792

新品が手に入ったので左右とも全て交換する予定です。まだまだ何かありそうです...

Dsc_3798

と、いうことで作業は続きます。

 

| | コメント (0)

久しぶりの投稿

ブログは久しぶりの投稿になります。梅雨入りしましたが意外に自転車に乗ることの出来る日がありました。毎朝、MTBに1時間ほど乗る習慣が付きつつありましたが... いよいよ梅雨本番で今朝、途絶えました(>_<)  いよいよローラーの出番です!(頑張れるか...)

 

この時期だからこそ出来ることもあります。自転車のメンテナンスです。部分的な調整から本格的なオーバーホールまでお任せください。ロードは勿論、MTBのサスペンションや油圧ディスクブレーキのメンテナンスも承ります。

 

Dsc_1201

Dsc_1225

Dsc_1254

 

 

| | コメント (0)

オーバーホール?(レストア?)

二度目の放置で土に還りかけたバイクですが、オーナーの愛情が途切れてなかってので再生しました。ご希望通りに仕上げました(^^;

Dsc_0785

Dsc_0779

Dsc_0850

| | コメント (0)

規格外

自転車を構成する部品は標準規格(ISOやJIS等)で設計されてます。しかし、時に技術革新を好むメーカーは差別化を図るために独自の規格を採用したりします。この規格が世界中で認められて準標準規格になるものも有れば淘汰されて無くなったりガラパゴス化して残ったりする物もあります。趣味の物なのでそれはそれで良いのですが、間違った組み合わせには注意したいです。最近の事例を紹介しておきます。

ヘッドの不調で入庫した「ピナレロ ガリレオ」フォークを揺すると大きなガタがあります。明らかにヘッドパーツがおかしい。分解して目視で確認すると一見普通です。

20191018_131541

ゼロスタック(ZS42)のヘッドパーツが装着されてます。?? この頃のピナレロは独自規格の圧入方式が採用されているはずなのです。そうです、規格が違う物が装着されているのです。(それも全く)  ヘッドチューブ内径42mmに対してZS42は呼称こそ42ですがじっさいは41.4mmで0.6mm小さいのです。これではガタガタです。(これを探して組み込んだ努力は凄いです。)

20191018_142151

これが本来の姿です。独自規格を採用してまでもメーカーが求めたダイレクトなハンドリングが甦りました。

規格外がもてはやされるのはスポーツ選手だけでしょうか(^^;

| | コメント (2)

自転車も夏バテしてます

梅雨時期に頑張って練習した人は今の時期に自転車が夏バテしてます。

ウゲッ
P1210459
アガッ
P1210464
・・・
P1210465
オリャッ

P1210462

ことしの夏はいつもの夏よりベアリングばかり交換してます。(この写真はほんの一例)

自転車が夏バテしてます。愛を注入してくださいね!








| | コメント (0)

たまにはホイルメンテナンス

自転車の部品でチェーンの次に苛酷な仕事をしているホイル(独断)

チェーンはこまめに洗浄や給油のメンテナンスをしているがホイルは・・・

特に、雨の日も走るパワーユーザーや競技者のホイルは劣化の進行が早いので定期的なメンテナンスが不可欠になります。

代表的なホイル不具合の症状(自転車に装着した状態)

・回転するとリムがブレーキに接触する(しそう)
・回転すると異音がする(ゴーゴー)
・左右に押すとガタがある
・回転がすぐ止まる(回転しすぎも問題あり)
・回転するとチェーンも一緒に回る

以上の症状が発見されたら何らかの問題が潜んでいると思われます。

最近持ち込まれた競技者のホイル
「左右のガタが酷くて走っていて怖いのでなんとかしてください!」

分解しなくとも内部の状態が想像できます・・・


パワータップハブはシールが弱いのでメンテを怠るとこうなります
P1210052
勿論、ベアリングはボロボロなので交換します
P1210053
多くの有名ホイル(ハブ)メーカーは部品交換が可能ですのでハブ本体を壊す前にメンテナンス(修理)することをお勧めします。

新品のベアリングに交換
P1210061
フリーのベアリングも交換
P1210066
また、綺麗好きな自転車乗りにも落とし穴があります。

ホイルに装着されたカセットスプロケットの油汚れをピカピカに仕上げるのに強い溶剤(灯油、ガソリン)や浸透性の高いケミカルを多量に使用すると、フリーボディの隙間から外の汚れを内部に侵入させたり内部の大事なグリスを流出させたりします。

外観はピカピカなんだけど内部はボロボロのホイルが出来上がります。

お気を付けください。

P1200474

| | コメント (0)

ヘッドパーツ

自転車の操安性に大きく影響を与えるのがヘッドパーツです。

ハンドル(正確にはフロントフォーク)が回転する部分のベアリング周りの部品を総称してヘットパーツと呼びます。

この部品に不具合が出て回転が悪くなると真っ直ぐに走るのが大変になります。
※自転車は進んでいれば自然にハンドルが左右に回転しながらバランスをとり真っ直ぐ走るのです。(セルフステアと言います。)

勿論、コーナーリング中のバランスも困難を極めます。

特に、雨の日でも走る選手が使う自転車は痛みが激しいのです。少しずつ悪化していくので選手でも気が付きません。気が付いたときはベアリングはご臨終になっています。

そんな時は交換するしかありません。

P1200442
やっかいなことに、メーカーや年式によって星の数ほど種類があります。

出来る限りの種類をストックしておりますのでハンドル周りに違和感がある方はご相談ください。

P1200474
P1200475
P1200472









| | コメント (0)

サスペンションOH

今回は「メリノリ」さんのROCKSHOXをOH

2年目に突入したので予防保全で作業依頼いただきました
完成車に装着されたモデルですがOHに必要な部品は
「ダートフリーク」さんで入手できます。

P1190041_2

オイル、シール類を交換して

はい、完成!

P1190057_2

これで、金峰レクの森で「爆走」できますね!

ありがとうございましたm(__)m



おまけ

UNIORのダストシール圧入工具は樹脂製なの
で使いやすいです。

P1190056

| | コメント (0)

より以前の記事一覧