6月10日(日) 熊本県球磨郡水上村で開催された「MIZUKAMI MOUNTAIN BIKE PARTY 」にチームの仲間と参加してきました。
九州初の45kmMTBレース(オープンコース)の初回記念大会なので行かないわけにはいきません。
前日のウェルカムパーチー(前夜祭BBQ)にもエントリー済み。
お店を出発したのが16時、前夜祭には1時間遅れでなんとか合流。 すでに宴は盛り上がっておりましたw(゚o゚)w

丁度タイミングよく ジビエ = 鹿のお肉が到着!

こんなに ぶ厚い鹿の肉は初めてです。
初めての方やお久しぶりな方と楽しいお喋りをしながら、美味しいお酒と美味しい食材を堪能致しました。(イヤー贅沢の極みです。)
明日の大会が控えているので後ろ髪引かれる思いで前夜祭会場を後にしました。
でも、結局、二次会もやっちゃいました。

次の日の朝・・・
心配された雨も台風が連れ去ってくれたようです。

レース3時間前には食事をするように部活の先生に言われてますので・・・
しっかり準備をすませてスタート地点へ移動します。

この時点では余裕しゃくしゃくの

スタート時刻は 45kmクラス:8時00分 25kmクラス:8時10分
少し緊張感が漂っています。

使用前の写真を記録しておきます

スタート!

水上村湯山のメインストリートをパレードします。
すでに最後尾付近・・・

45kmクラスは前半25kmでエイドステーションがあり後半20kmです。前半は25kmクラスと共通のコースです。
事前にカシミール(地図ソフト)とルートラボを駆使し、大会HPのコースマップを老眼に苦労しつつ読み取りGPSデータを自分で作りました。 「準備も楽しむのが俺流」!
カンペキ!

しかし・・・、いざスタートすると「コースアウト」の文字が画面に現れます。
なんと、前半ループと後半ループを逆にしてGPSデーターを作成してもうた----!
ショックが大きすぎて気が付いたら、スイーパーモトの直前を走ってました。(ってことは最後尾です。)
気を取り直して、そこからは気迫の走り(嘘)で・・・

みつけた! 「オバQの総帥」のんきに「おー写真撮影スポットだー」なんて止まっているので、自分も「そうですねぇ」と一瞬だけ止まって慌てて写真撮って・・・

すぐに再出発! 「おさきにー!」 これで、スイパーモトからおさらばだぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
※後半ループで抜かれました(^-^;
事前に地図に書き込んだ積算距離も間違っているので・・・
いまどのへん?

坂が終わらないんですけど・・・。

ウゲッ

気が遠くになりかけたときその場所は現れました。

待望の下り坂
ここからエイドステーションまでは漕がなくてもいいはず
「ヒャッホーィ~」 素敵なつづら折れが楽しませてくれます。
集落へ戻ってくると、沿道には村の人たちが手を振って応援してくれます。
気持ちよくエイドステーションへ到着! 約25km地点
エイドステーションでは、水、スポドリ、お饅頭、塩飴、エナジージェルと素敵な笑顔のおもてなしを受けて、後半に向けて元気をもらいました!
元気になったはずですが、すぐに現れる10%超えの集落を抜ける舗装路でバーンナウト・・・
沿道の応援が身に沁みます。(さっきは笑顔で通過したのに・・・)
やっとの思いで林道へ入ったのですが・・・
このレース最大の難所が待ち構えているとは。
天国まで続くようなコンクリートの上り坂!
(もう写真なんて撮っている余裕はないですよ)
日本のMTB'erは知っています。
コンクリートの舗装路は危険であることを
そこは車が登れないほどの勾配がキツイところに施工されることを
途中で止まっちゃいました トホホ

なんとかコンクリート地獄をクリアしてもまだ先があります。

時々現れるマーシャルのかたに、(自分):「まだ登ります?」と無意識で尋ねます。
(M):「もうすこしで舗装路にでますそして少し上ります」 (自分):「・・・・」


おっしゃる通りです
GARMIN(サイクルコンピュータ)の距離と標高をみながら、そろそろ頂上のはずだけどなー。何度も裏切られて・・・
それらしきコース誘導の警備員のかたが見えきました。

(自分):「ここから下りですか?」 (警備員さん):「自分、この先に行ったことがないので判りません。) (自分の心の声):「MTB'er長年の勘からすると下りだなニヤッ」
少し上りがあったが確信があったので脚が軽く回ります。
「やっぱりー!」

ツールドフランスの第20ステージを終えた気分です。(終えたことないけど)
あとは「パリ」まで下るだけです(パリじゃないって・・・)


急に景色をみる余裕が生まれたりして
そして感動のゴール!
※カメラマン しんさん
いやー、MTBを水上村を坂道を満喫しました!
トップ選手の2倍は満喫しました(4時間以上掛かりましたので)
ゴール後は水上村の美味しい「蕎麦」と「ジビエパン」、熊本特産「メロン」で癒されます。

皆さんコースの余韻に浸っています。
(でもすでに表彰式は終わっていますが・・・)

激坂区間は本当に心が折れました。でも、周りにいる仲間(選手)と声を掛け合いながらクリアしていく、これがこのレースの醍醐味なんでしょうね。(速い人はスプリントレースでしょうが・・・)
この大会は、制限時間が長く遅い人でもチャレンジする機会を与えてくれます。 いろんな楽しみ方ができるこの大会が来年以降も開催されることを期待しております。
本大会を開催された主催者並びに企画運営のスタッフの皆様、本当にご苦労様でした。そして、ありがとうごさいました。 来年はもっと沢山の仲間を連れて戻ってきます!
「水上村でまた会いましょう!」
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